8月21日:openlab.12 / OKUPA=メイキング・スペース・イン・ザ・シティ

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既に終わってしまいましたが、先日参加してきたイベントを紹介しておきます。 
okupa.png

久保田はアムステルダムのスクワットについて報告しました。
大阪市立大学の坂田さんからは、デンマーク、パリ、ベルリン、バルセロナのスクワットに関して写真を交えての紹介がありました。
普段とはちょっと違った人たちと議論できて楽しかったです。

今後は、イベントより前にちゃんと告知できるようにしますね。

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openlab.12 / OKUPA=メイキング・スペース・イン・ザ・シティ
http://alter-laboratory.tumblr.com/post/945501262/openlab-12-okupa
「占拠」という意味を持つ「オクパ(OKUPA)」は、8月初旬からLABORATORYで行われている「STORE LAB.」のテーマです。openlabでもこのテーマをジャックした「オクパ」というテーマのプレゼンテーション&ディスカッションを行います。

使われなくなった建築物に忍び込んで自分たちのモノにしてしまうけしからん人たち。「オクパ」つまり「占拠」あるいはそれと類義の「スクウォッティング」という言葉からまっさきに浮かび上がるのはこうした人々の姿でしょうか? それとも競売物件に忍び込んで立退料をせびる悪い人たちの姿? でもよく考えてみれば、 当の建築物だって都市空間を占拠しています。都市を占拠するビルの反射面を鏡に練習をするダンサーや、公園の設備や物理的な起伏へと挑戦するスケーターも「オクパ」する人。「不法占拠」のようにイリーガルなイメージをもたれがちな「占拠」ですが、思っているよりも日常生活から遠くにある話じゃありません。私たちの空間使用の一形態としてある「占拠」 をひとつのキーワードにして、都市の中で「メイキングスペース」することについて、一緒に考えてみませんか?(RAD)
【日時】2010年8月21日(土)17:00から
【会場】LABORATORY(京都市中京区恵比須町531-13-3F)
【予約】いりません
【参加費】いりません
【テーマ】オクパーメイキング・スペース・イン・ザ・シティ
【ゲスト予定】
久保田裕之さん(リサーチャー、『他人と暮らす若者たち』著者)
坂田堅治さん(大阪市立大学博士課程在籍)
武田憲人さん(一級建築士事務所「expo」主宰)
中西ひろむさん(一級建築士事務所「中西研究所」主宰)
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【プログラム】
 17:00から19:00  つかう「オクパ」
19:00から20:00 憩&議論、質疑応答
20:00から22:00 つくる「オクパ」
ゲスト紹介
・久保田裕之さん(リサーチャー、『他人と暮らす若者たち』著者):
新しい居住関係の側面からスクウォッティングを研究され、諸外国での事例にもお詳しい久保田さんには、それらの事例紹介やスクウォッティング以外の占拠についてお話してもらいます。「占拠」が可能にする「つながり」とその可能性や問題点について考えるきっかけをいただけたらと思います。

・坂田堅治さん(大阪市立大学博士課程在籍):
「クリエイティヴシティ構想」の側面から、その考え方への批判的意識も持ちつつスクウォッティングを研究される坂田さんには、その成果をレポートしてもらいながら、都市空間において「占拠」という使用手段が持つ可能性や問題点がどのようなものであるのかを話していただきます。

・武田憲人さん(一級建築士事務所「expo」主宰):
街全体が文化的な価値を持つ京都という場所で建物を作っておられる武田さんには、そうした状況において既存の空間をどう新しく変えていくのかというお話をいただきます。個性的なお施主さんにあわせて、元あった空間をつくりかえること、空間自体が変わっていくこと等へと話を接続します。
・中西ひろむさん(一級建築士事務所「中西研究所」主宰):
京都を拠点とされながら、瀬戸内国際芸術祭2010において男木島でのプロジェクトを行われている中西さんには、ある具体的な場所とめぐりあうこと、そしてそこに介入していくことについ
て、その際建築家としてどのような役割を想定しているのか等についてお話していただきます。

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