2010年5月アーカイブ

いつもお世話になります、春日井典子先生よりご著書『ライフコースと親子関係』(1976年・行路社)を頂きました。この元になっている論文が久保田はとても好きで、好きだ好きだ言っていたら本を頂いてしまいました。おねだりしてしまったみたいですいません。長寿化や子どもの数の減少等によって出現した、子育てを終えた親と、子育て中の子という、比較的対等な大人同士の関係としての「中期親子関係」という視点は、親子「関係」と親子「役割」が分析的に議論されない日本の文脈では、今後も非常に重要になるのではないでしょうか。

最近では、海外ドラマ「ブラザーズ&シスターズ」を見ていて、春日井さんの議論を思い出しました。
絶版になっているらしく、アマゾンで本が見つからないので、代わりにもう一冊のご著書を紹介させていただきます。

京都大学の社会学研究会の同人誌『ソシオロジ』に、投稿論文が掲載されました。2007年に札幌学院大学で開催された、家族社会学会大会での報告原稿の後半を元に執筆しています。


家族定義の可能性と妥当性―非家族研究の系譜を手がかりに

久保田裕之
公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構


<URL>

久保田裕之,2010,「家族定義の可能性と妥当性―非家族研究の系譜を手がかりに」『ソシオロジ』55(1):3-19

これも随分前のイベントになってしまいますが、若い建築系の方々に誘われて、インターネットラジオに出演してきました。テーマはシェアで、京都でシェアハウスのコーディネートをしている北さんと一緒に2時間くらい話してきました。北さんとは、自主運営型のシェアの意義と可能性など、思うところも近く、お会いできて非常に嬉しかったです。京都のシェアに遊びにいく約束をさせていただきましたが、まだ叶わず、お邪魔出来る日をとても楽しみにしています。

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思えば昔、インターネットラジオの仕事とかしてたんですよ。なんかいろいろ楽しかったことや嫌なことを思い出してしまいました。北さんがもの静かな方なので、ちょっとしゃべりすぎた感がありますが。

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「Radio Research Program|CHANNEL」は、日常ふと気になる問いの中にひそむ「建築」をテーマにします。ニュー スサイトを巡回するなかで気になる記事を取り上げ、素朴な疑問とともにテーマを設定し、スタジオには私たちRADよりもその問いに詳しい人をお呼びします。対話を通じ共にその問いへと取り組んでいくことで、何気ない疑問に強度を与えようと試みるラジオリサーチプログラム、それが「CHANNEL」です。
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・5月23日テーマ
 --「シェアハウスってどうなんですか?」

京都市内で実際にハウスシェアリングのコーディネーションを行っている北雄介さんと、ハウスシェアを研究 されている社会学者久保田裕之さんをお招きし、シェアハウスの現状、ならびにその可能性と諸問題などをお聞きしていきます。不動産流通において「シェア」 の果たす役割、テクノロジーの変化によるプラットフォームの多様化といったお話、また間取りと住まい方の関係性がどうあるのか、あるいは住まいにおける 「家族」のあり方がどう可能か、というお話へと対話が進んでいけばと考えています。

・ゲスト
 --久保田裕之:著書『他人と暮らす若者たち』
 --北雄介:「うつわ」代表、シェアハウスコーディネート

著書・訳書の紹介



 
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