家族社会学会等でお世話になります、木戸功先生よりご著書『概念としての家族―家族社会学のニッチと構築主義』を送っていただきました。どうもありがとうございます。計量・実証が重視される家族社会学において、理論レベル・概念レベルの再検討を踏まえた調査研究を大きく展開されている点には、大きく勇気づけられます。副題にある「家族社会学のニッチ」というやや卑屈な(笑)表現が、こうしたスタンスをとりにくい業界の世相をよく表しています。とりわけ、4章で拙稿を取り上げてご紹介いただいている箇所があり、痛み入ります。木戸先生とは、メールのやりとりのみでまだ直接お会いしたことはありませんが、議論できるのを楽しみにしております。
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